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みやた・りえ ファッションジャーナリスト。ファッション業界の現場経験を生かし、現場主義・消費者目線でのファッショントレンドを発信している。複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験。ジャーナリストに転じた。マガジンハウスをはじめ、雑誌、新聞、ウェブなどの複数メディアでファッション関連記事を執筆している。 ブログ『fashion bible』 |
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| 春はまず、小物で格上げコーデ |
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| この春夏は、アレンジの効いた定番アイテムや、ダイナミックなドレス、キュートなマイクロボトムなど、新たにワードローブに迎えたいニュースなアイテムが豊作です。ファッション消費に我慢を強いられてきた消費者の物欲モードにスイッチが入る気配を感じさせるアイテムが増えたのが、今シーズンの特徴です(詳細は第1回コラムでご紹介しました)。 様々な表情の着こなしやアイテムが出てくるということは、その分、ひとつのトレンドが主流にはなりにくいということ。スタイリングにもその人なりの技が求められます。つまり、人とかぶらない着こなしが今まで以上に求められてきそうです。新調したアイテムを、そのまま身につけるのではなく、人と違った自分なりのアレンジや、ひねりの加わった着こなしというものに注目が集まりそうです。 そこで、この春夏に存在感を増すのが小物です。前回のコラムでもご紹介しましたが、洋服に比べて単価が低い小物は、今後ますます需要が増えてきそうです。少ないコストで、見た目のイメージを劇的に変えることのできる小物はマジックツールとすら呼べそう。ベルト、レッグウエア、帽子・ヘッドアクセサリー、ジュエリー、アイウエアなどが視線を引き付けてくれます。 「ベルト」はワンピース、ブラウスなどのトップスだけでなく、ジャケットやブルゾン、ベストなどの上からウエストマークする着こなしも浸透してきました。太ベルトをすればメリハリのあるボディを強調できるし、細ベルトをすればフェミニンな印象になるので、仕事着にも取り入れやすくなります。ベルトの太さによって印象が変えられるのも便利ですが、それに加え、巻く位置次第でウエストを高く見せたり、足を長く見せるといったビューティ効果が出せるところも女性の心をつかんでいる理由のひとつと言えそうです。 「レッグウエア」も、お約束アイテムとなったレギンスを筆頭に、レッグウォーマーやソックスで着こなしに変化をつける人が急増しました。レッグウエアをプラスすることによって、人気のレイヤードスタイルになったり、脚線をカバーできたり。こちらもスタイルをよく魅せるビューティ効果を発揮してくれます。この春は「ソックス+パンプス」というコーディネートもヒットの兆しです。 「帽子・ヘッドアクセ」はここ数シーズン、取り入れる人が増えてきました。ヘアスタイル以上に見た目の変化を印象付けやすいからでしょう。ヘアスタイルがうまく決まらない日や、どこか着こなしに物足りないときにプラスするだけでオシャレに変身できます。 「ジュエリー」もここ数シーズン、ジワジワと大ぶりなジュエリーが注目されています。今季はジュエリーを服のように着るような感覚に、さらに支持率がアップしそうです。服を買わなくても手持ちの定番服にビッグジュエリーをプラスするだけで、今までとまったく違う新しいアイテムに見せることができます。 「だて眼鏡」は最もインパクトが強いアイテムと言えます。表情をクールにも、ソフト、ファニーにも見せることのできるおしゃれ小物は、アイウエアしかないのです。フレームの形や色次第で、顔の印象ががらりと変わります。実は顔そのものに着けるおしゃれアイテムというのは、世の中にはほとんど存在しません。若い人たちを中心にだて眼鏡が流行っているのは、ファッションだけでなく、キャラクターにまでも特徴を持たせたいという気持ちがあるからではないでしょうか。 まだ春物を物色中だったら、まずは年間を通して使える小物からコーデを楽しんでみてはいかがでしょう。小物によって着こなしの幅が広がれば、この春、本当に新調したい服が見つかるかも知れません。(文・宮田理江) 〜バックナンバー〜 Vol3: 春はまず、小物で格上げコーデ Vol2: 不景気に流されず、我流ファッションを楽しむ Vol1: 2010年春夏ファッショントレンドを先読み |
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