お中元の時期は地域によって異なり、東北・関東では7月1日〜7月15日頃、北海道・東海・関西・中国・四国では7月15日〜8月15日頃、九州では8月1日〜8月15日頃、沖縄では旧暦7月13日〜15日頃が目安とされています。近年は6月下旬から贈り始めるケースもあるため、仕入れ側としては6月中旬までを目安に発注・在庫確保を済ませておくと安心です。
ネットショップや小規模実店舗を運営している方にとって、お中元はタオルセット・菓子詰め合わせ・ドリンクセットなどの定番商品をまとめて仕入れ、ギフト需要を取り込める機会です。この記事では、お中元ギフトの仕入れを3ステップで整理してお伝えします。
ステップ1:お中元の時期と相場を把握する

まず、お中元の基本情報を整理します。
地域別のお中元時期
| 地域 | 贈る時期の目安 |
|---|---|
| 東北・関東 | 7月1日〜7月15日 |
| 北海道 | 7月中旬〜8月15日 |
| 沖縄・奄美 |
旧盆(旧暦7月15日)前後 |
| 東海・関西・中国・四国 | 7月中旬〜8月15日 |
| 九州 | 8月1日〜8月15日 |
贈り手が早割を利用して6月下旬から注文するケースも増えており、仕入れ・在庫の確保は6月中旬が現実的なタイムラインです。
一般的な相場と予算帯
- 友人・知人: 3,000円前後
- 職場の上司・取引先: 5,000円前後
- 特別にお世話になった方: 5,000〜10,000円
この価格帯を意識して仕入れ単価を設定することで、販売価格に適切な粗利を乗せやすくなります。3,000〜5,000円の価格帯は一般的なお中元相場に合いやすいため、仕入れ時には販売価格・送料・梱包費・手数料を含めて粗利が残るか確認しましょう。
2026年のお中元人気商品については、高島屋「もらってうれしいお中元・夏ギフトランキング2026」や郵便局のネットショップ「お中元もらって嬉しい人気ランキング」などを参考にできます。
ステップ2:仕入れる商品カテゴリを選ぶ

次に、お中元として仕入れやすい定番カテゴリを紹介します。ランキング上位の定番商品は、EC・実店舗どちらでも提案しやすいカテゴリです。仕入れ時には、小ロット対応の有無や最低発注数をサプライヤーごとに確認しましょう。
タオルセット(定番・失敗しにくい)
タオルは毎日使う消耗品のため、受け取った相手に喜ばれやすい定番ギフトです。今治タオルや泉州タオルなどのブランドは高単価でも需要があり、セット販売でギフトBOX込みで仕入れられる商品も増えています。BtoBの卸仕入れでは箱入り2〜4枚セットの形式が多く、個人EC向けにそのまま販売しやすいのが利点です。
菓子・スイーツ詰め合わせ(もらって嬉しいギフト上位)
郵便局のネットショップが実施したアンケートでは、「お菓子・スイーツ」が、もらって嬉しいお中元の2位(15%)となっています。洋菓子の個包装セット・地域の銘菓・ゼリー詰め合わせなどが特に好まれやすく、夏場に食べやすい冷菓・ゼリー・ようかんなどは季節性も高いです。食品の仕入れには賞味期限の管理が必要なため、在庫回転を考慮した発注量にすることが重要です。
ドリンク・ジュースセット(年齢を問わない)
郵便局のネットショップが実施したアンケートでは、「お茶・コーヒー・飲料」が5位(10%)、「ビール・お酒」が6位(9%)となっています。お酒を飲まない方や好みが分からない相手には、フルーツジュース、コーヒー、お茶などのセットも提案しやすいでしょう。
特にノンアルコール飲料のギフトは幅広い年代に使えるため、年齢層が読みにくい法人ギフト用途にも向いています。
実用品(入浴剤・洗剤セット)
入浴剤・ボディケアセット・洗剤セットは、食品以外のギフトを探している方にも提案しやすく、日常的に使える実用品として人気のカテゴリです。価格帯が2,000〜4,000円と手ごろで、法人のまとめ買い需要や個人の知人への贈り物にも対応しやすいです。
NETSEAでお中元ギフトを扱うサプライヤー
なお、NETSEAに出店しているサプライヤーの中には、お中元ギフトに対応した商品を豊富に取り揃えている事業者が複数あります。ここでは参考として4社をご紹介します。
株式会社白菊
調味料アソートギフト・食品ギフトを得意とするサプライヤーです。40年以上の卸売経験を持ち、NETSEA Award 2025受賞実績もある老舗です。調味料セットは贈り先の好みを問わず使いやすく、法人ギフトや取引先への贈り物にも対応しやすい品揃えが特徴です。
株式会社ナノプラン
ギフト向けに使える日用雑貨・インテリア・食品カテゴリの商品も扱うサプライヤーです。掲載商品を確認しながら、ショップの方向性に合う商品を選びましょう。
品目数は絞られている分、ギフト仕様・品質にこだわった商品が中心です。差別化商材として「ちょっといい贈り物」を訴求したいショップ向けに向いています。
HAMANO
食品・飲料を含む幅広いギフト商材を扱うサプライヤーです。麺類・飲料・菓子・日用品ギフトなど、お中元向けに検討しやすい商品も見られます。贈り先を選ばない定番品が多く、送料無料の商品が多数あるため、まとめ買い時のコスト計算がしやすい点が特徴です。お中元の定番商材である乾麺・そうめんセットや飲料ギフトを幅広くカバーしており、小口から試しやすい仕入れ環境が整っています。
株式会社東亞
NETSEA上で幅広いカテゴリを扱うサプライヤーのひとつです。複数カテゴリをまとめて比較したい場合に検討しやすく、商品の掛け合わせや複数カテゴリのテスト仕入れに適しています。品揃えが多い分、仕入れ先を一本化しながら商品ラインナップを広げたい方にとって使いやすい仕入れ先です。
いずれのサプライヤーもNETSEAに会員登録することで詳細な仕入れ条件や在庫状況を確認できます。
ステップ3:BtoBの卸仕入れサイトで発注する

そのうえで、実際の仕入れ手順を説明します。
お中元ギフトの仕入れは、小売店から購入するよりも、BtoBの卸サイトを活用することで卸価格の商品やギフト対応商品を比較しやすくなります。まとめ買い単価・のし対応・配送条件は商品ごとに確認しましょう。
- キーワード・カテゴリで絞り込む: 「タオルセット」「お中元」「ギフトセット」などのキーワードで検索しましょう
- 最低発注数と単価を確認する: お中元は在庫リスクが高いため、5〜10点程度から発注できるサプライヤーを選ぶと安全です
- のし・ラッピング対応の有無を確認する: ギフト用途では「のし紙対応」「包装対応」があると販売側の手間が省けます
- 配送日数から逆算して発注日を決める:東北・関東のお中元時期に間に合わせる場合は、商品ごとの出荷条件・配送日数を確認し、6月中旬までに在庫確保や商品ページ準備を進めておくと安心です。
なお、物販全般の仕入れルートについては「個人で物販の仕入れを始める方法|初心者向けに仕入れ先の選び方を解説」も参考にしてみてください。
よくある失敗と回避策

さらに、お中元仕入れでよく見られる失敗パターンを挙げておきます。
- 仕入れが遅れて在庫切れ:お中元の注文時期が近づくと、人気ギフトやギフト対応商品の在庫・配送枠が限られる場合があります。早めに候補商品と納期を確認しましょう。
- お盆以降の売れ残り:お中元用途としては8月中旬以降に動きにくくなるため、残暑見舞い・帰省土産・自家需要向けに転用できる商品を選ぶと在庫リスクを抑えやすくなります。
- ギフト対応が不十分: のし紙・包装・ギフトBOXが別途必要になるケースがあります。仕入れ時にギフト対応の有無を確認しておかないと、販売後に手作業が増えます
まとめ
2026年のお中元シーズンは、東北・関東では7月1日〜15日頃が目安です。公開時期によっては、早めの仕入れ・在庫確保を促しましょう。
- ステップ1: 時期と相場を把握する(3,000〜5,000円が一般的な相場)
- ステップ2: タオル・菓子・ドリンクなど定番カテゴリから選ぶ
- ステップ3: 商品ごとの納期を確認し、6月中旬までを目安に在庫を確保する
NETSEAではHAMANO(麺・飲料)・株式会社ナノプラン(日用雑貨)・株式会社東亞(幅広い品揃え)・株式会社白菊(調味料ギフト)をはじめとするギフト対応サプライヤーを比較しながら探せます。のし対応・ギフトBOX付きの商品を絞り込んで、まとめ買いと販売を組み合わせたお中元商戦に活用してみてください。



