シークレット デ ロシャス ローズ インテンス EDP・SP 100ml

フランスの老舗メゾンで、伝統と格調を今に伝える「ロシャス」。1925年にマルセル・ロシャスによって立ち上げられ、当時主流だったオートクチュールの分野で輝きを放ちました。マルセルはイノヴェイションあふれるデザイン・センスの持ち主で、ポケットのついたスカートや、ガーター付のビスチェ(ゲピエール)を世に広めたのもかれの功績とされております。

こちらは、そんなロシャスのフレグランス・ラインから、2015年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、2014年に発売されてヒットした「シークレット・デ・ロシャス」で、今回の作品はそのニュー・アレンジ・エディションとなっております。日本ではなかなか入手困難なアイテムですので、お求めはお早めに。

香りは、ネーミングのとおりローズをフィーチャーした、フローラル・オリエンタルの香調がベース。
艶やかで鮮やかなフェミニンを描き出す一品にしあがっております。
メイ・ローズ、ピーチ、パッション・フルーツなどが、マイルドで品のいいロージー・フルーティーを香り立たせるトップから、
レッド・ローズ、ローズ・リーフ、オスマンサス(キンモクセイ)などが、ファンタスティックで奥深いフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはアンバー、オークモス、パチョリ、ムスクなどが、ラグジュアリーでコクのあるスウィートを香らせて、優雅で豊かなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
調香は、オリジナルの「シークレット・デ・ロシャス」や、ジャン・パトゥの「エンジョイ」、ヨウジ・ヤマモトの「ヨウジ・エッセンシャル」などを手がけている、ジャン=ミッシェル・デュリス。プロデュースは、エルベ・レジェなどの香水ラインでもおなじみの「PROCTER＆GAMBLE」です。

ローズ香をうまく効かせて、重すぎることもなくライトすぎることもないオリエンタル・ノートをつむぎだしている印象です。
プライヴェートなシーズンであれば、オールシーズンでお使いいただけるのではないかと思います。
ボトルやボックスも、シェイプされたクールなデザインで目を惹きますね。ボトルのキャップがかわいらしいです。