2026年4月値上げ2798品目!仕入れコストを守る5つの対策

NETSEA編集部(仕入れ・販促情報担当)

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2026年4月、飲食料品の価格が一斉に引き上げられました。帝国データバンクが食品主要195社を対象に行った「価格改定動向調査」によると、2026年4月の飲食料品の値上げ品目数は2,798品目でした。調味料・加工食品・酒類・食用油など、仕入れ・販売の両面で扱いやすい食品カテゴリが軒並み値上がりしています。

「仕入れ先からの見積もりが先月と変わっていた」「いつもの商品が急に高くなった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。2026年1月〜6月の累計値上げ品目数は4,493品目に達しており、年間の平均値上げ率は15%に達したと報告されています。

今回は、この値上げラッシュが物販・仕入れビジネスにどう影響するのか、そして今すぐ取れる対策を5つ紹介します。

今年4月の値上げ、何が・どれだけ上がったのか

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帝国データバンクの調査によると、2026年4月に値上げされた飲食料品は2,798品目。前月比でも増加しており、「年内初の値上げラッシュ」と表現されるほどの規模です。

カテゴリ別の内訳は以下の通りです:

カテゴリ 品目数 代表的な商品例
調味料 1,514品目 マヨネーズ、ドレッシング、ソース
加工食品 609品目 即席麺、カップスープ、缶詰
酒類・飲料 369品目 ウイスキー、焼酎、輸入ワイン
原材料 259品目 食用油、小麦粉

調味料加工食品はECや実店舗を問わず取り扱いの多いジャンルで、仕入れコストへの影響が特に大きい商品群です。「値上げは消費財だけの話」と思っていると、気づかぬうちに利益率が削られていきます。

なぜこれほど値上げが続くのか

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値上げが止まらない背景には、複数のコスト要因が同時に重なっています。一時的なものではなく、構造的な変化として理解しておく必要があります。

原材料高:99.8%の値上げに影響

今回の調査で「原材料高」が値上げに影響した割合は99.8%と、2023年の集計開始以来最高値を更新しました。小麦・大豆・砂糖・食用油の国際価格が高止まりしており、短期での解消は見込みにくい状況です。

物流費:72.9%が物流コストを転嫁

物流2024年問題(トラックドライバーの時間外労働規制)の影響もあり、物流費を理由とした値上げは72.9%。配送コストは製品価格にじわじわと転嫁され続けています。

人件費:66.0%が賃上げを価格に反映

最低賃金の引き上げや定期昇給による人件費増加が価格に転嫁されたケースは66.0%と過去最高水準。製造・配送・小売の各段階でコストが積み重なっています。

円安・エネルギー高も追い打ち

円安による輸入コスト増が11.7%、エネルギーコストを理由とした値上げが60.0%。特に輸入原材料を多く使う食品メーカーは、複合的なコスト上昇に直面しています。

放置するとどうなるか:利益への3つのリスク

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「様子を見ながら対応する」という姿勢は、この局面では危険です。値上げへの対応が遅れると、以下の3つのリスクが顕在化します。

① 仕入れコスト上昇が利益率をそのまま直撃する

たとえば仕入れ値300円・販売価格600円(利益率50%)の商品が仕入れ値360円(20%値上げ)になった場合、同じ販売価格では利益率は40%に低下します。月100個販売していた場合、月間利益は6,000円の減少です。年間では7万2,000円以上の利益が失われる計算になります。

② コスパの良い仕入れ先を競合に先に押さえられる

値上げ局面では、代替メーカーや低コストの卸業者への問い合わせが集中します。動き出しが遅れると、優良なサプライヤーの取引枠が埋まってしまい、選択肢が狭まります。

③ 在庫の原価が混在して管理が複雑化する

値上げ前の仕入れ在庫と値上げ後の在庫が混在すると、原価管理が煩雑になります。特に相場変動の大きい食用油即席麺は、ロットごとの原価把握が重要です。

物販事業者が今すぐできる仕入れコスト対策5選

alt="仕入れコスト対策 物販 EC 値上げ対応 5つの方法"

① 値上げ前のまとめ買い・早期発注

仕入れ先から価格改定の通知が届いた場合、適用日前にまとめて発注することで単価を抑えられます。ただし在庫保管コストとのバランスが重要です。賞味期限・保管スペース・資金繰りを確認したうえで、3〜4か月分程度を目安に検討してみてください。

② 複数の仕入れ先を確保する

1社への依存度が高いと、値上げ時に交渉余地がほとんどありません。同じカテゴリで2〜3社のサプライヤーを並行して登録しておくことで、コストの安定化と価格交渉のレバレッジになります。NETSEAでは幅広いカテゴリの卸業者を一括で比較できるため、代替候補の探索に活用してみてください。

③ 代替商品・類似ジャンルへのシフトを検討する

値上がりした商品に類似する機能・用途を持つ別商品への切り替えを検討しましょう。たとえばウイスキーが大幅値上げになった場合、国産焼酎クラフトビールなど、値上がり幅が比較的小さいカテゴリに商品ラインナップを広げることも一つの戦略です。

④ 販売価格の見直しと値上げタイミングを図る

仕入れコストの上昇をすべて自己吸収し続けることには限界があります。消費者もさまざまな値上げを経験しており、適切な価格転嫁は以前よりも受け入れられやすい環境になっています。値上げを行う際は、品質訴求・まとめ買い割引・ポイント施策などを組み合わせると、離脱を最小限に抑えることができます。

⑤ 仕入れ先との取引条件を交渉・見直す

長期取引先であれば、数量コミットや支払いサイクルの変更を条件に単価を据え置いてもらえるケースがあります。「〇〇個まとめて発注するので価格を現状維持してほしい」という交渉は、売り手にとっても在庫消化の観点から受け入れやすいオファーです。まずは現在の主要仕入れ先に相談してみることをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。2026年4月は飲食料品だけで2,798品目が値上がりし、原材料高・物流費・人件費・円安という複合的なコスト上昇が重なっています。この流れは短期で解消するものではなく、早めに対策を打つことが利益を守る鍵になります。

まとめ買い・仕入れ先の複数化・代替商品の発掘・価格転嫁・条件交渉の5つを組み合わせ、コスト増の波を乗り越えていきましょう。NETSEAでは幅広いカテゴリの卸業者を比較・交渉できます。新しい仕入れ先の開拓にぜひお役立てください。

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