OEMと聞くと、『なんだか難しそう』『お金もかかりそう』『自分には無理かな』と思っていませんか?
実は、そんなことありません!
実は今、小ロットから気軽に始められて、初期費用もグッと抑えられるOEM物販が増えています。
難しそうなイメージは昔の話。
これを読めば、初心者でもゼロからオリジナル商品を作って売る方法が見えてきます。

『できるかも!』と思える具体的なステップも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
OEM物販とは?仕組みとメリットを解説

OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略で、自社ブランドの商品を他社の工場に製造委託し、それを販売する手法です。
製造の手間を省き、自分だけのオリジナル商品が作れるのが魅力。
1.小ロット対応可能:最小50個〜で始められるメーカーも。
2.在庫リスク軽減:必要な数量のみ発注。
3.オリジナルブランド展開:他と差別化でき、高単価設定も可能。
4.製造管理の手間削減:製造はメーカー任せでOK。
なぜ『OEM物販』が他の物販より儲かるのか
物販といえば、既製品を仕入れて、少し利益を乗せて販売するのが一般的です。
ただ、この方法だとどうしても避けられないのが「価格競争」。
同じ商品を扱うライバルが多いので、売るためには値段を下げざるを得ず、利益はどんどん薄くなり、最後は薄利多売の消耗戦になってしまいます。
しかしOEM物販は自分のブランドでオリジナル商品を作るので、価格を自分で自由に決められるのが最大の特徴。
既製品なら、原価が1000円なら相場も決まっており、1500円程度で売るのが精いっぱい。
でもOEMなら、同じ原価1000円の商品でも、デザインや機能を工夫してブランド価値を高めれば、3980円、あるいはそれ以上で販売できることも珍しくありません。
さらに、自分しか扱っていない商品なので値崩れの心配もなく、ライバルも少ない。
そのため価格を守りながら、しっかり利益を取ることができます。
ただし、注意点もあります。
ですが、最近は小ロット発注も可能なので、少量からテスト販売しながら反応を見て追加発注すれば、リスクは大きく抑えられます。
ここをしっかり押さえておけば、月利50万円、100万円も十分狙えるのがOEM物販です。
オリジナル商品を作って販売できるOEM物販の特徴
OEM物販の魅力は、なんといっても「自分だけのオリジナル商品を、手軽に世に出せる」こと。
しかも製造は専門の工場に任せられるので、初心者でも始めやすいのが特徴。
①市場リサーチ
↓
②商品企画・仕様決定
↓
③OEMメーカー選定・見積もり
↓
④試作・サンプル確認
↓
⑤製造・納品
↓
⑥販売開始
このように、アイデアさえあれば企画から販売まで進められるのがOEM物販の特徴です。
あなたも身近なアイデアからビジネスが生まれる可能性が十分あります。
OEM向け商品はこちらも参考にしてみてくださいね。→NETSEAのOEM特集

小ロットから始められるOEM物販の手法
初心者の方にも安心なのが小ロットOEM。初期費用は5万円〜20万円ほどで、まずは50〜100個の発注から始められます。
商品カテゴリ | 最小ロット数 | 価格帯目安 |
---|---|---|
雑貨 | 50個 | 300〜500円 |
コスメ | 100個 | 500〜1,500円 |
健康食品 | 100個 | 1,000〜3,000円 |
例えば、ハンドクリームをOEMで作ると、100個発注で1個800円、販売価格は2,500円に設定でき、1個あたり1,700円の粗利も狙えます。
OEM販売の主な種類
OEMには、大きく国内OEMと中国輸入OEMの2種類があります。
種類 | 種類 | 種類 | 種類 |
---|---|---|---|
国内OEM | ・小ロット対応 ・高品質 ・短納期 | ・品質管理が簡単 ・日本語対応 ・納期が早い | ・価格がやや高い |
中国輸入OEM | ・大量生産 ・低価格 ・豊富なデザイン | ・価格が安い ・デザインの自由度が高い | ・納期が遅い ・品質管理の手間がかかる |
国内OEMと中国輸入OEMについて詳しく見ていきましょう。
国内OEMと中国輸入OEMの違い


中国輸入OEMは安いというイメージありませんか?
たしかに、工場の人件費も安いし、資材コストも国内より安いです。
しかしなぜ国内OEMも選ばれているのか。
その理由を解説します。
まず、中国輸入OEMの魅力は圧倒的な単価の安さ。
例えば、同じマグカップを作るとして、中国なら1個200円、国内なら500円という感覚です。
パッと見「じゃあ絶対中国でしょ!」と思うのですが、落とし穴があります。
それがロット数と送料・関税・リードタイム。
中国輸入は最低ロット500個〜1000個が普通で。国際送料、関税、為替の変動リスクもあります。
さらに納期も1〜2ヶ月かかる事が一般的。
一方、国内OEMは単価こそ高めですが、小ロット50個〜製作できるメーカーも多く、送料も国内料金で済み、関税もかかりません。
為替リスクもなく、納期も早いのが特徴です。
商品原価はやや高くなるものの、国内OEMの方がキャッシュフローを回しやすく、在庫リスクも抑えられるというメリットがあります。
まとめると👇
項目 | 中国輸入OEM | 国内OEM |
---|---|---|
製造単価 | ◎ 安い | △ 高め |
最低ロット数 | × 多い(500個〜) | ◎ 少なめ(50個〜) |
送料・関税 | × 高い+変動あり | ◎ 安定+安い+関税なし |
納期 | × 長い(1〜2ヶ月) | ◎ 短い(2〜3週間) |
為替リスク | × あり | ◎ なし |
小回りの効く試作販売 | × 不向き | ◎ 超得意 |
資金力のある中〜大規模企業は中国OEM、個人〜副業初心者は国内OEMの方が経済合理性が高いと言えます。
品質保証の充実した国内メーカーの強み
国内OEMの魅力は品質保証の高さ。
JIS規格やISO取得の工場も多く、安全基準を満たした商品を提供してくれます。
例として、化粧品OEMのA社は、出荷前に全数検品&成分分析を実施。
過去にロット不良が発生した際も迅速に対応し、信頼を獲得しています。
国内ならではのアフターフォローも万全。納品後も問い合わせに即対応できる体制が整っています。
国内メーカーのスピーディーな商品開発と納品体制
国内OEMの強みはスピーディーさ。
打ち合わせから最短2週間で商品化できるメーカーもあります。
例えば、雑貨OEMのB社では、既存型を活用することでサンプル提出→本発注→納品まで1ヶ月以内も可能。
これにより、季節商品やトレンド商品も逃さず販売できるのが大きなメリットです。
ECショップ運営者にとって、スピード感は大事なポイント。
中国輸入OEMのコスト削減
中国OEMは人件費・原材料費が安いため、製造コストを抑えやすいのが特徴。
例えば、国内なら1個1,500円のコスメも、中国なら600円で製造可能。
大量発注でさらに値引き交渉もOK。
送料も海上便なら約30円/個程度。
初期費用を抑えたい方には最適です。
中国輸入OEMによる製造体制の柔軟性
中国は各種製造業の集積地。
プラスチック・ガラス・電子機器・衣料・雑貨など、ほぼすべてのジャンルに対応可能。
NETSEAを運営する株式会社SynaBizの中国輸入OEM代行サービスを使えば日本語で対応でき、最適な中国工場で製造してくれます。
品質も高水準で品質チェックも行ってくれます。
詳細はこちら⇒株式会社SynaBizの中国輸入OEM代行サービス
OEM物販で月収100万円を達成する7ステップとは?

ここからは、実際にOEM物販を始めるための具体的なステップをご説明します。
初めてでもわかりやすいように、準備から製造、販売開始までの流れを段階的に解説します。
- 市場調査・商品企画
まずは「どんな商品を作るか」を決めるために市場調査を行います。競合商品やトレンド、ターゲットのニーズを把握しましょう。
【リサーチ方法例】
・Amazonや楽天の売れ筋ランキングをチェック
・SNSや口コミサイトでユーザーの声を集める
・リサーチツールを使って売れている商品を分析する
- OEMメーカーの選定
次に、商品を作ってくれるOEMメーカーを探します。選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・実績があるか
・小ロット対応が可能か
・品質管理体制が整っているか
・対応が迅速かつ丁寧か
・価格や納期が希望に合うか
信頼できるメーカーを見つけるために、複数社から見積もりやサンプルを取り寄せて比較するのがおすすめです。
- 試作・サンプル作成
発注前に試作品を作ってもらい、実物を確認します。
ここでデザインや仕様の最終調整を行い、品質や使用感をしっかりチェックしましょう。 - 製造発注
サンプルに問題がなければ、正式に製造を発注します。
小ロットからスタートできるメーカーなら、初期リスクを抑えられます。 - 商品の検品・入荷
製品が完成したら、検品を行いましょう。
傷や不良品がないか確認し、問題があればメーカーと連携して対応します。 - 販売準備
商品が手元に届いたら、販売用の写真撮影や商品説明文の作成を行います。
ECサイトやモールへの登録、SNSでの告知もこの段階で準備します。 - 販売開始・顧客対応
販売開始後は、顧客からの問い合わせやクレーム対応も大切です。
丁寧な対応で信頼を築き、リピーター獲得を目指しましょう。
販売データや顧客の声を分析し、改善を繰り返していくことで売上アップにつながります。
この7ステップを丁寧に実践すれば、月収100万円も夢ではありません。
売れる商品を見つけるリサーチ方法
売れる商品を見つけるには、ただ感覚で選ぶのではなく、データに基づいたリサーチが欠かせません。
まずはAmazonランキングや楽天市場の売れ筋、SNSで話題の商品をチェックし、市場のトレンドや消費者ニーズを把握しましょう。
さらに、aucfanなどの専門的なリサーチツールを使うことで、過去の販売実績や価格推移、利益率などを数値で詳しく分析できます。
これにより、どの商品が安定して売れているのか、どの価格帯が狙い目なのかを客観的に判断できるようになります。
1.aucfan(オークファン)
ヤフオクやメルカリ、Amazonなど複数のECサイトの過去の販売価格や落札価格を詳細に調べられます。
販売履歴や価格推移が見えるので、利益計算や競合分析に役立ちます。

2.Keepa(キーパ)
Amazon専用の価格トラッキングツール。
商品の価格変動やセール時期をグラフで確認でき、最適な仕入れタイミングを逃しません。
3.Googleトレンド
キーワードの検索ボリュームや季節的なトレンドを調べるのに便利。市場のニーズを掴みやすくなります。
4.マクロミルやインテージなどの有料調査サービス
もっと詳細な消費者調査をしたい場合、専門の調査会社に依頼するのも選択肢です。
商品企画と設計で差別化する方法
商品の企画と設計で差別化を図るには、「誰に」「どんな価値を」「どのように届けるか」を明確にすることが大切です。
単に既存の商品を真似るのではなく、ターゲットの悩みや希望に寄り添い、機能性やデザインで工夫を加えましょう。
例えば、環境に優しい素材を使ったり、使いやすさを追求したりすることで他社との差別化ができます。
また、パッケージデザインやブランドコンセプトも重要なポイント。
1.成分・素材にこだわる(オーガニック原料100%など)
2.限定デザイン・パッケージ
3.ギフト用ラッピング対応
4。販売方法(定期便、セット販売)

商品に1つでも強みがあると、価格競争に巻き込まれず、高単価でも売れるブランドになります。
信頼できるメーカーと取引を始める手順
信頼できるメーカーと取引を始めるには、まず複数の候補をリストアップし、実績や対応力を比較検討します。
評価が高く、納期や品質管理に定評のある工場を選ぶのがポイント。
次に、具体的な商品の仕様や数量、価格について交渉し、見積もりを取りましょう。
契約前には、可能であればサンプル製作を依頼し、品質を実際に確認することが大切です。
納品後のアフターフォロー体制やトラブル時の対応についても事前に話を詰めておくと安心です。
信頼関係を築きながら、スムーズに取引を進めるためのコミュニケーションを心がけましょう。
中国輸入OEMの場合、中国語で交渉する必要がありますが、OEM代行業者に依頼すると日本語でスムーズに対応してくれます。
詳細はこちら⇒株式会社SynaBizの中国輸入OEM代行サービス
OEM物販成功の具体的な戦略
OEM物販で成功している企業の事例を見ると、共通する戦略が見えてきます。
例えば、ターゲットを明確に絞り込み、ニッチな市場を攻めることで競争を避けた成功例があります。
また、SNSを活用してファンを増やし、口コミで自然な広がりを作ったケースも。
商品の独自性を追求し、デザインや機能で差別化を図ったことで高単価を実現した企業も多いです。
さらに、販売後のカスタマーサポートやリピート施策に注力して顧客満足度を上げ、安定した売上につなげています。
これらを自分のビジネスに応用することが成功のカギです。
主婦で起業し、月商1000万円を目指す方法
主婦でも月商1000万円を達成する事は可能です。
そのためには、効率的な時間管理と戦略的なマーケティングが不可欠です。
まず家庭との両立を図りながら、SNSやオンライン広告を活用してターゲット層にピンポイントでアプローチしていくようにしましょう。
リピーターを増やすために定期購入や会員制サービスを導入するのもおすすめです。
商品の企画段階からターゲット層のユーザーを重視し、ニーズに合った商品を提供し、外注や自動化ツールを活用して作業効率を上げ、スケールアップを目指すのが成功の秘訣です。
家事や育児の合間でも、工夫次第で大きな売上を実現可能です。
サラリーマンの副業成功のステップ
サラリーマンがOEM物販で副業成功を目指すには、まず時間の使い方を見直すことが重要です。
仕事後や休日に集中してリサーチや企画を進め、無理なく継続できるペースを作りましょう。
次に、小ロットで始めてリスクを抑えつつ、売れ行きを見ながら徐々に規模を拡大するのが賢明です。
また、販売チャネルはECサイトやメルカリなど手軽に始められる場所を選ぶと効率的。
メーカーとのコミュニケーションは明確にし、トラブル回避に努めることがポイントです。
計画的に進めることで、会社にバレずに副収入を得ることも可能です。
OEM物販に関する疑問解決ガイド
OEM物販でよく聞かれる質問をまとめました。
OEM物販のリスク対策
OEM物販を始める際の注意点をまとめました
ネットショップならNETSEA
OEM物販は、商品開発の負担を減らしながら自社ブランドを展開できる魅力的なビジネスモデルです。
しっかり準備をして信頼できるメーカーと組み、小さく始めて徐々に拡大していくのが成功のコツ。

この記事を参考に、あなたもぜひオリジナル商品の販売に挑戦してみてくださいね!
