海外仕入れで個人輸入ビジネス成功術!買い付けから販売まで徹底解説

NETSEA編集部(仕入れ・販促情報担当)

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個人輸入ビジネス成功術 ノウハウ
ノウハウ

本日は、海外仕入れを活用した個人輸入ビジネスについて、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

「副業を始めたいけれど、何から手をつけていいのか分からない」
「海外から商品を仕入れるって難しそう」

と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな不安を解消し、一歩踏み出すためのヒントをお届けします。

法律や税金、関税などの難しいイメージもスッキリ解消!
さらに、少額から始められる方法やリスク回避のポイントもお伝えしますので、安心して読み進めてくださいね。

海外仕入れとは?個人輸入ビジネスの始め方

輸入
輸入

まず、「海外仕入れ」とは何かを簡単に説明します。
海外仕入れとは、その名の通り、海外のメーカーや卸売業者、ECサイトなどから商品を購入し、日本国内で販売することです。
これをビジネスとして行うのが「個人輸入ビジネス」です。

特に近年は、インターネットの発達で海外の様々な商品が簡単に手に入るようになりました。
これを活用し、個人でも少額から始められる副業として人気が高まっています。

【始め方の基本ステップ】

1.どんな商品を扱うか決める
2.仕入れ先を見つける
3.発注と支払いを行う
4.商品の配送・通関を手配する
5.日本で販売する(ネットショップやフリマアプリなど)

順を追って準備を進めれば、特別なスキルがなくても始められますよ。

海外仕入れビジネスの全体像と魅力

海外仕入れビジネスの最大の魅力は「他では手に入りにくい商品を安く仕入れて販売できる」ことです。
日本では流通していない海外限定品や、国内より安い価格の商品を扱うことで、利益を出しやすいのが特徴です。

また、在庫を持たずに販売できる「ドロップシッピング」や、「小ロット」からの仕入れも可能なので、初期投資を抑えられます。
時間や場所に縛られない働き方ができるのも魅力ですね。

一方で、言語の壁や配送トラブル、税関での手続きなど独特の難しさもあります。
これらを理解し対策することで、安定したビジネスに育てていけます。

個人輸入と商業輸入の違いは?法的な立ち位置を理解

海外から商品を輸入する場合、「個人輸入」と「商業輸入(業者輸入)」の2つの区分があります。

個人輸入自分の個人的な使用目的で商品を輸入する場合。
商業輸入販売や事業目的で商品を輸入する場合。

ビジネスとして商品を仕入れて販売する場合は「商業輸入」となりますが、個人事業主や副業レベルでも特別な輸入許可は不要です。
ただし、関税や消費税の申告が必要になります。

また、「少額から始めて個人輸入の範囲で収めたい」という方もいますが、ビジネスを続けるなら商業輸入として正しく手続きをすることが重要です。
違法にならないためには、税関での申告や税金の納付を適切に行うことが大前提となります。

最低限必要な準備とスタートアップ資金の目安

個人輸入ビジネスを始めるために必要な準備は、次のようなものがあります。

まず、インターネット環境とパソコンまたはスマートフォンが必要です。
仕入れ先との連絡や、商品の注文、販売など、すべてオンラインで行うためです。
次に、クレジットカードや海外送金ができる口座を用意しましょう。
支払い手段として必要になります。
また、仕入れ資金として、少額から始める場合でも5万円から10万円程度は用意しておくと安心です。
さらに、会計ソフトや帳簿管理の準備もしておくと、税金の申告などがスムーズに行えます。

・パソコンやスマホ
・クレジットカードや海外送金ができる口座
・仕入れ資金(目安は5万円~10万円程度)
・基本的な会計ソフトや帳簿管理の準備
・輸入に関する基礎知識

初期費用はほかの副業に比べて高くないのがメリットです。
まずは小ロットの商品を仕入れて販売し、利益を再投資しながら事業を拡大していくのが賢いスタート方法です。

成功している人の特徴と失敗しないための心構え

海外仕入れビジネスで成功している人には、いくつかの共通点があります。

①リサーチ力が高い
 商品や仕入れ先、マーケットをよく調べ、需要のある商品を見極めています。
②法律や税金などのルールをしっかりと理解し、遵守している
③小さな失敗を恐れずに挑戦し続ける柔軟な姿勢
④仕入れ先や配送業者と良好な関係を築き、商品品質の管理にも注意を払う

逆に失敗しやすい人は「安易に利益だけを追求して法律を無視」「仕入れ先の信頼性を調べずに発注」「税金申告を怠る」など、基本をおろそかにしがちです。
しっかり基礎を学び、一歩ずつ丁寧に進める心構えが成功のカギです。

海外からの仕入れ方法と主な流れ

リサーチ

海外仕入れの流れは大きく次のようになります。

・仕入れたい商品のリサーチ
・仕入れ先の選定(ECサイト、卸売業者、メーカーなど)
・見積もりやサンプルの依頼(必要に応じて)
・発注・支払い手続き
・商品の発送・配送手配
・通関手続き・関税の支払い
・商品の受取・検品
・日本国内での販売開始

仕入先の選び方!ECサイト・卸売業者・メーカー直接取引の比較

① 海外通販サイト・仕入れサイト

海外ECサイトや仕入れサイトを活用する方法は、海外に行かずとも、日本にいながらパソコンやスマホ1台で仕入れができるという、非常に手軽な方法です。

代表的サイト:海外版Amazon、Alibaba、AliExpress、直行便、ebay、NETSEA
実はAmazonはアメリカ、イギリス、ドイツ、中国など、世界14ヵ国以上に展開しており、それぞれの国のサイトから直接仕入れることが可能。
英語に自信がない方でもGoogle翻訳を使えば、ほぼ日本語サイト感覚で利用できるのも嬉しいポイント。

さらに、NETSEA(ネッシー)のような国内向けの卸仕入れサイトのサプライヤーの中には海外輸入品を扱っている店舗も多く、個人事業主や副業初心者が日本語・日本円かつ卸価格で商品を仕入れることもできます。

▼ポイント
・在宅で完結。仕入れに行く時間も渡航費もゼロ
・Google翻訳などツールを活用すれば、英語の壁もクリア
・詐欺サイトや偽物商品には注意。信頼できるサイト選びが重要
・価格相場を事前に調べて、仕入れ価格が適正か必ず確認すること

まずは小さなロットで試しに仕入れてみるのが成功のコツです。
いきなり高額商品や大量注文をするのではなく、1~2万円程度で始めるとリスクを抑えられます。

② 海外展示会・見本市

海外の展示会や見本市に参加して仕入れる方法はバイヤー同士が直接商談するBtoBの場で、最新の海外トレンドや商品をリアルタイムで知ることができます。

商談スタイルも、日本の展示会と似ていて、バイヤーがブースを訪れてカタログを見たり、商品を手に取ったりして価格交渉をするのが一般的。
ただし、海外なので基本は英語でのやり取りになります。

▼ポイント
・トレンド商品や最新情報を現地で直接確認できる
・大量ロットの仕入れ交渉が可能で、割安なBtoB価格も期待できる
・渡航費・宿泊費・通訳費用など経費がかかる
・英語力や事前のアポイントメント、展示会の情報収集も必須

展示会情報はJETROの「J-messeというサイトでまとめて検索できます。
展示会カレンダーや出展企業もチェックできるので、気になる方はぜひ活用してみてくださいね。
初心者には少しハードルが高めですが、長期的に輸入ビジネスを育てたい方には魅力的な方法です。

③ 海外現地買い付け・メーカー直接契約

実際に海外に渡航し、現地で商品を買い付ける方法は、現地のマーケットや雑貨店、蚤の市などを回って、掘り出し物や一点物を探すという、いわば“足で稼ぐ仕入れ”スタイル。

例えば、フランスの蚤の市や、アメリカのアウトレットモール、アジアのマーケットなど、現地でしか手に入らないアイテムや、独自の仕入れルートが開拓できます。
場合によっては、メーカーや問屋を訪れて商談し、その場で契約を結ぶことも可能。
また、現地のディーラーや知人に依頼し、商品を買い付けてもらう方法もあります。
ただし、この場合は信頼できる相手でないとトラブルに発展するリスクもあります。
代行手数料やマージン、詐欺被害にも要注意です。

▼ポイント
・現地価格で安く仕入れられる可能性が高い
・日本未入荷の掘り出し物や独自ルート開拓も狙える
・渡航費、時間、通関の手間、英語での交渉スキルが必要
・最低ロット数や輸送コストも事前に確認を

海外に知人がいる方は、そのネットワークを活用するのもひとつの手ですが、必ず信頼できる相手か慎重に見極めることが大切です。

初めての発注から商品到着までの具体的なステップ

仕入れたい商品を決めてECサイトなどでカートに入れる

1.送料や納期、返品ポリシーを確認
2.支払い方法を選び決済(クレジットカードやPayPalなど)
3.発注後、販売者から発送連絡を受ける
4.航空便や船便で日本へ配送される
5.税関での手続きが行われ、必要な関税や消費税を支払う
6.商品が自宅や指定倉庫に届く
7.商品の検品・管理をして販売準備完了

トラブルを防ぐために、注文時に相手の評価やレビューをしっかり確認しましょう。

支払い方法と為替リスク対策のコツ

支払いは主に以下の方法が使われます。

・クレジットカード
・PayPal
・銀行送金(電信送金/T/T)

クレジットカードやPayPalは手軽で初心者におすすめです。
一方、銀行送金は手数料や手続きが複雑な場合があります。

また、海外仕入れは為替変動リスクがあります。
為替レートが変わると実際の支払い額が変わってしまうからです。
対策としては、

・支払い時期を分散させる
・為替予約サービスを利用する
・レートの安いタイミングを狙う

などがあります。
慣れるまでは少額でリスクを抑えるのが安心です。

配送方法の選択肢と費用対効果の高い輸送手段

海外からの配送方法は主に

・航空便(早いが費用高め)
・船便(安いが時間がかかる)
・国際宅配便(DHL、FedEx、UPSなど。速くて安心だがコスト高め)

があります。

初心者や少量仕入れの場合は国際宅配便がトラブルも少なくおすすめです。
大量仕入れでコストを抑えたい場合は船便も検討しましょう。
ただし納期が長くなるため、販売スケジュールに注意が必要です。

海外仕入れに必要な通関・関税の知識

関税

輸入する際は、商品が日本の税関を通る必要があります。
税関では商品の種類や価格をチェックし、関税や消費税の納付が義務付けられています。

関税は商品ごとに税率が異なります。
また一定の金額以下の輸入は関税が免除される場合もありますが、消費税はほぼ全ての輸入品にかかります。

適切に申告をしないと商品が差し止められたり、追徴課税の対象になることがあるため注意が必要です。

輸入時にかかる税金の種類と計算方法

輸入時にかかる主な税金は

・関税:商品により異なる(0%〜数十%)
・消費税:現在10%(関税評価額+関税額+送料を合計した額に対して課税)

地方消費税(消費税の一部)

例えば、仕入価格が10,000円、送料が1,000円、関税が5%の場合の計算は、

・関税:10,000円 × 5% = 500円
・課税対象額:10,000円 + 500円 + 1,000円 = 11,500円
・消費税:11,500円 × 10% = 1,150円

合計で関税500円+消費税1,150円=1,650円が税金としてかかります。

通関書類の準備と記入のポイント

通関にはいくつかの書類が必要です。

・インボイス(商業送り状):商品の価格、数量、取引条件などが記載された書類
・パッキングリスト:商品の梱包内容を詳細に示す書類
・輸入申告書:税関に提出する正式な申告書類

インボイスには正確な商品名や価格を記入し、虚偽の記載は厳禁です。
輸入申告書は税関や通関業者が作成する場合もありますが、基本的な内容を理解しておくと安心です。

HSコードって何?品目分類と申告のコツ

HSコードとは「国際的に決められた商品の分類コード」です。
税関で商品の種類を判別し、関税率を決めるために使われます。

例えば、洋服は「61」や「62」、電子機器は「85」など大まかな分類があります。
正しいHSコードを使うことで、正確な関税率が適用され、トラブルを防げます。

仕入れ先や通関業者に確認しながら進めましょう。

トラブル回避!税関でよくある差し止めと対処法

税関で商品が差し止められる原因は主に

・書類不備や誤記載
・禁止品や規制品の輸入
・関税未払い・申告漏れ
・商標権・著作権侵害の疑い

トラブルが起きたら、税関からの連絡に速やかに対応し、必要書類の提出や追加料金の支払いを行います。
自己判断で放置すると商品没収や罰則もあるため注意が必要です。

まとめ

まとめ

海外仕入れの個人輸入ビジネスは、正しい知識と準備さえあれば誰でもチャレンジできます。
少額から始めて経験を積み、リサーチや法律の理解を深めていきましょう。

仕入れ先の選定や通関手続きは最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つ丁寧に進めることで成功へ近づきます。

安全に効率よく利益を出すために、法律や税金、配送の知識をしっかり押さえて、失敗しない心構えを持って取り組んでください。
あなたの個人輸入ビジネスの成功を応援しています!

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