
「限定グッズ、買った瞬間に転売するか…?それとも寝かせて熟成させるか…?」
──悩んだこと、ありますよね。
最近では「限定グッズ=資産」と考える人も増え、購入後すぐに転売して利益を得る人もいれば、長期的に保有して価値上昇を狙う“コレクション投資型”も台頭しています。
今回は、“即売り”と“長期保有”それぞれの収益シミュレーションを行い、どちらが得かを探っていきます。
限定グッズが「資産」として注目される理由

限定グッズ市場が盛り上がる背景には、SNSの影響と供給の希少性があります。
POP MARTの「LABUBU」シリーズや、ポケモンカード・ワンピースカード、初音ミクの限定フィギュアなどは、発売後わずか数時間で完売。
メルカリやヤフオクでは、定価の2〜3倍で取引されるケースも少なくありません。
こうした“プレ値文化”が根づいたのは、デジタル時代の「共感経済」の影響です。
ファン同士がSNSで「買えた!」「このカラーが尊い!」と盛り上がることで、需要が瞬時に膨らみます。
結果として、限定アイテムは単なる“グッズ”ではなく、“投資対象”へと進化しつつあります。
ケース①:発売直後に売る「即売り型」のメリット
まずは、最も手堅い“即売り”パターンから。
人気タイトルの限定品は発売直後が最も価格が高騰しやすく、例えば今話題の「LABUBU **限定モデル」は、定価3,000円が初日で9,000円前後まで跳ね上がりました。
SNSで話題がピークを迎えるタイミングに出品すれば、即完売するケースも珍しくありません。
この手法のメリットは、“在庫リスクゼロ・即キャッシュ化”です。
ただし、供給過多や再販発表で価格が急落することも多く、トレンドの読みとスピード感が勝負。
転売経験の浅い人が参入しやすい一方、安定して稼ぐには“リサーチ力”と“情報の鮮度”が必要です。
ケース②:5年間保有した場合の価値推移
一方、長期保有型は“静かな資産運用”に近い戦略です。
特に、初回生産限定やコラボ記念モデルは、再販されにくく時間とともに市場価値が上がる傾向があります。
例として、2016年の札幌雪まつりで発売された「figma 雪ミク Snow Owl ver.」は、当時定価6,000円。
現在(2025年時点)の中古市場では、未開封品が2万円前後、中古で15,000円前後で取引されています。
また、ガンダムシリーズの「METAL ROBOT魂 バルバトスルプスレクス Limited Color Edition」は、発売価格18,000円が、5年で30,000円前後まで上昇。
このように、作品のファン層が安定している物は、保有するほど希少性が高まります。
ただし、保存状態の維持や保管スペース、経年劣化などのコストも考慮が必要です。
即売り vs 長期保有:どちらが得?
結論から言えば、「短期で利益を狙うなら即売り」「ブランド力のある作品なら長期保有」が正解です。
| 比較項目 | 即売り | 長期保有 |
|---|---|---|
| 収益発生 | 早い(即現金化) | 遅い(数年単位) |
| リスク | トレンド下落 | 保管コスト・再販リスク |
| 向いている人 | 情報収集が得意な人 | コレクター気質・忍耐力のある人 |
| 平均利益率 | 20〜150% | 100〜300%(成功時) |
特に「POP MART」「一番くじ」「BE@RBRICK」などのブランドは、ファン層が厚く、限定コラボや初期ロットは寝かせても価値が落ちにくい傾向があります。
一方で、話題性重視の一過性アイテム(例:SNS流行キャラ)は、即売りが無難です。
実際のシュミレーション
たとえば、あるコレクターが「某人気キャラクター ハロウィン限定(定価3,000円)」を10個購入した場合のシュミレーションで考えてみます。
| シナリオ | 売却タイミング | 平均売価 | 粗利益 | 保有コスト | 実質利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 即売り | 発売3日後 | 9,000円 | +60,000円 | 0円 | +60,000円 |
| 5年保有 | 5年後 | 18,000円 | +150,000円 | 保管・劣化・管理費 ▲10,000円 | +140,000円 |
今後“寝かせて価値が上がる”可能性のある限定グッズ
※あくまでも予想です。
参考としてご覧ください。
1.人気キャラ × Sanrio コラボシリーズ
→ 双方のブランドパワーが強く働くため高騰する可能性あり。
サンリオは海外ファンも多いため、数年後思わぬ国で人気となる可能性も?!
NETSEAでサンリオコラボ商品を調べる
2.ワンピースカード・ポケモンカード
→ 長期保有しておく事で値段が上昇する事があります。
保管スペースが小さくて済むため、長期保有もおすすめですが、保管状態に注意!
3.ディズニー**周年記念グッズ コラボグッズ
→ 海外需要があり、円安の今は特に資産価値が高い。
こういったグッズは、保有によるプレミア化が見込めます。
まとめ
限定グッズ市場は、発売直後の“瞬発力”と、数年後の“熟成”の二極化が進んでいます。
短期転売が飽和する中で、コレクションを「長期的な資産」として扱う動きが増えているのも事実。
結局のところ、最も得をするのは「熱が冷めたあとも好きで持ち続けられる人」です。
グッズは単なる投資対象ではなく、“ストーリーを持った資産”。
あなたの棚に並ぶそのフィギュアやグッズが、5年後に想像以上の価値を持つかもしれません。

NETSEAでも多くのフィギュアを取り扱っています。
長期的な資産として選ぶのもおすすめです。ぜひ一度チェックしてみてください。



