2026年のゴールデンウィークは、4月29日(水)から5月6日(水)まで最大8連休です。「まだ余裕がある」と思っていると、気づいたときには手遅れというケースが毎年後を絶ちません。
では、具体的に何を準備すればよいのでしょうか。EC・物販事業者がGW前に準備しておくべきことは大きく3つあります。①発送・物流の段取り、②仕入れ先の休業確認と在庫の事前手配、③顧客への事前案内です。とくに、仕入れ先によってはGW前後に休業へ入るため、在庫の追加発注は早めに進める必要があります。
この記事では、GW前に確認すべき事項を15項目のチェックリスト形式でまとめました。まず全体像を把握し、次に優先度の高い項目から順に対応していきましょう。
GW前に知っておくべき物流の基本

GW期間中、各配送業者はどう動くのでしょうか。まず2026年の状況を押さえておきましょう。
| 配送会社 | GW期間の対応 | 注意点 |
|---|---|---|
| ヤマト運輸 | 基本稼働を維持 | 高速道路渋滞・帰省ラッシュで1〜2日遅延リスクあり |
| 佐川急便 | 基本稼働を維持 | 4月28日〜5月6日は一部営業所で集荷予約制になる場合あり |
| 日本郵便 | ゆうパック・レターパックは毎日配達 | 普通郵便・ハガキは祝日配達なし |
GW期間中は、交通混雑や休業の影響で配達が遅れる可能性があります。例えば、母の日(5月10日)に間に合わせたい顧客への影響など、到着日のズレが直接クレームに発展するケースもあります。したがって、「GW中は遅延の可能性あり」を前提に、発送スケジュールと顧客への案内を早めに組み立てておくことが重要です。
さらに、物流2026年問題の影響でドライバー不足が続いており、繁忙期の遅延リスクは以前より高まっています。そのため、余裕を持ったスケジュール設定が例年以上に重要です。各配送業者の公式サイトで最新の休業・遅延情報を確認したうえで、自社の発送締切日を設定するようにしましょう。
GW対策チェックリスト【全15項目】

① 発送・物流の準備
まず、発送・物流まわりの準備から始めましょう。ここが整っていないと、他の準備をしても意味がありません。
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仕入れ先の休業スケジュールを確認した
使っている卸・問屋・メーカーのGW休業期間を確認しましょう。NETSEAでは各サプライヤーのページに休業告知が掲載されることが多いため、今すぐ確認してください。 -
GW中に必要な在庫を4月23日(木)までに手元に揃えた
仕入れ先の休業開始日を踏まえると、4月23〜24日までに最終発注を済ませておくと安心です。売れ筋商品の在庫切れはGW中の機会損失に直結します。 -
発送代行(フルフィルメント)を利用している場合、GW期間の稼働状況を確認した
発送代行業者によってはGW中の出荷が停止・制限される場合があります。委託業者に4月中に確認を入れておきましょう。 -
配送業者のGW期間スケジュール・遅延情報を確認した
ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など、利用中の配送会社の公式サイトで最新情報を確認しましょう。 -
GW直前(4月28日)の発送締切時刻を決めた
「何時までの注文なら当日発送できるか」を明確にしておくと、トラブルを防げます。
② 顧客への告知・ショップ対応
次に、顧客への告知と問い合わせ対応の準備を進めます。これは発送準備と並行して進めることができます。また、告知が早いほど顧客が計画的に注文でき、直前の問い合わせを減らす効果があります。
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商品ページ・トップページにGW中の発送スケジュールを掲載した
「〇〇日以降のご注文は〇〇日以降の発送となります」と明確に記載しましょう。 -
注文確認メール・自動返信メールにGW中の発送遅延の可能性を追記した
購入後すぐに届くメールにひと言添えるだけで、問い合わせを大幅に減らせます。 -
GW前後の注文に対する発送予定日を事前に周知した
特に「母の日ギフト」など到着日が重要な商品は、余裕を持った発送締切を設けてください。 -
問い合わせ対応の休業期間・返信タイミングを案内した
GW中は対応できない旨と、返信再開日を明記しておくと顧客の不安を減らせます。 -
SNS・メルマガでGW休業・発送スケジュールを告知した
告知が早いほど顧客が計画的に注文できるようになります。
③ 在庫・仕入れ・資金の準備
さらに重要なのが、在庫・仕入れ・資金まわりの準備です。特に在庫の追加発注は、仕入れ先の休業前に完了させる必要があるため、3つのカテゴリのなかで最も期限が厳しい項目です。
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GW明け(5月7日以降)の仕入れ再開スケジュールを確認した
連休明けは仕入れ先も注文が殺到しやすく、入荷までの期間が長引く場合があります。GW後の需要を見据えて、GW前に余分に発注しておくことも検討しましょう。 -
GW後半(5月1〜6日)に品薄になりそうな商品を追加発注した
GW後半は在庫が底をつきやすいタイミングです。特に回転の速い商品は余裕を持った在庫量を確保しておきましょう。 -
資金繰りを確認した(GW中は銀行振込が止まる)
GW中は銀行の休業日が増えるため、入金確認や出荷判断が通常より遅れる場合があります。クレジットカード払いの仕入れ先を活用するか、GW前に必要資金を確保しておきましょう。 -
Amazonや楽天の自動価格改定ツールのGW設定を確認した
競合の在庫切れで価格が跳ね上がるケースもあります。上限・下限価格の設定を今一度確認しておくと安心です。 -
GW明けの仕入れ先への問い合わせリストを整理した
新商品の問い合わせ・追加交渉など、GW明けにすぐ動けるよう、連絡先リストと質問事項をまとめておきましょう。
チェックを終えたら:GW中・GW後にやること

チェックリストを終えたら、次はGW中と明けに向けた準備も整えておきましょう。つまり、「準備する」だけでなく「GW中にどう動くか」まで決めておくことが大切です。
GW中にやること(最小限の対応)
– 受注・問い合わせの確認を1日1回程度行う
– 在庫切れが発生した商品はすぐに「品切れ表示」にする
– 急ぎの問い合わせへの簡易返信(「〇〇日以降に詳細を返信します」など)
GW明けにすぐやること(5月7日〜)
– 溜まった問い合わせへの返信(優先度順)
– 在庫の補充発注(仕入れ先の受付再開を確認してすぐ発注)
– GW中の売れ筋・不動在庫の分析と次回仕入れへの反映
NETSEAでは、GW明けの仕入れに向けて雑貨や日用品、アウトドア用品など夏商材の卸先を事前に探しておくのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。2026年GWまで残り12日。まず今週中に15項目のチェックリストをひと通り確認し、①発送段取り、②在庫の事前確保、③顧客への告知の3軸を整えておきましょう。
特に、仕入れ先の休業確認と在庫手配は早いうちに済ませておきましょう。GW中に「在庫が切れたのに仕入れ先が休みで補充できない」という状況は、事前の備えで防げます。一方で、顧客告知や発送スケジュールの整備は、今週末までに完了させておくと安心です。NETSEAで今すぐ仕入れ先の休業スケジュールを確認してみてください。


