最近、副業としてネットショップを始める方が急増しています。
「本業の収入だけでは将来が不安…」「趣味を活かして副収入を得たい」と考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、初心者の方でも安心して始められるネットショップ副業の方法を、分かりやすく丁寧に解説していきます。
副業でネットショップを始める6つのメリット

自分の好きなものを販売して副収入を得られるネットショップは、副業として非常に人気があります。
ここでは、その主なメリットを6つご紹介します。
1. 好きなものを商品にできる
例えば趣味で集めていた雑貨やアクセサリー。
「これ、自分のお店で売れたら楽しいだろうな」と思ったことはありませんか?
ネットショップなら、自分のセンスや好きな世界観をそのまま表現できます。
誰かの暮らしに寄り添う商品を届けられるのは、何よりのやりがいです。
2. スキマ時間でできる
ネットショップ運営の多くは、商品登録・お客様対応・発送など。
これらを夜や休日の空いた時間に進めることができます。
スマホやパソコン1台あれば作業できるので、フルタイムの本業をしながらでも無理なく両立が可能です。
3. 初期費用を抑えられる
実店舗を持つ場合、家賃や内装、スタッフ人件費など高額な費用がかかりますが、ネットショップなら無料で開設できるサービスも多数。
さらに最近人気の「無在庫販売」を活用すれば、仕入れ代も不要で始められます。
4. 全国・海外へ販売できる
インターネットを通じて、全国どこにいてもお客様に商品を届けられるのも大きな魅力。
海外発送に対応したECサービスも増えており、活躍の場は無限大です。
5. 安定した副収入に育てられる
本業の収入以外に、毎月5,000円、1万円…と副収入が入るのは心強いもの。
少しずつ売上を積み重ねていけば、将来的に独立も視野に入れられます。
6. 将来の独立準備にもなる
ネットショップ運営で得られる経験は、マーケティング・商品開発・顧客対応など多彩。
本格的に個人事業主として独立する際にも役立つスキルばかりです。
副業でネットショップを始める5つリスク

メリットがたくさんある一方、知っておきたいリスクもあります。
これを事前に理解して対策をすれば、安心してスタートできます。
1. 副業が会社にばれる可能性
副業が会社にバレるのは「住民税の金額から」というケースが多いです。
副業分の所得を「普通徴収(自分で支払う)」にすれば、会社へ通知がいかないので、できるだけこの方法を選びましょう。
2. 売れないリスク
売れると思って仕入れた商品が、全く売れずに在庫だけ抱えるケースも…。
これを避けるために、無在庫販売や小ロットで仕入れられる方法を活用しましょう。
3. クレームやトラブル
ネット販売では、顔が見えない分トラブルも起こりがち。
商品説明を丁寧に記載し、発送も迅速丁寧を心がけましょう。
4. 確定申告の手間
副業で年間20万円以上の所得が発生すると、確定申告が必要。
個人事業主として開業届を出しておけば、青色申告の特典も使えます。
5. 本業との両立の難しさ
本業が忙しい時期は、副業の作業時間が取れず、対応が遅れることも。
作業をルーティン化するなど、効率よく運営する工夫が必要です。
ネットショップの開業前にしておかなければならないこと

1.トレンドのリサーチ
売れ筋の商品や市場の動きを事前に調べておくことが重要。
楽天やAmazonのランキング、SNSの投稿内容をチェックしましょう。
2.コンセプト作り
「誰に、どんな商品を、どんな価値で届けたいか」を明確にしましょう。
ブレない軸があれば、ショップの世界観が整い、ファンも付きやすくなります。
3.商品選定
趣味で集めた雑貨や、自分が愛用しているおすすめアイテムなど、心からおすすめしたいものをリストアップしましょう。
4.仕入れ方法・仕入れ先の決定
【仕入れ】には、メーカー・問屋・海外・無在庫などがあります。
初心者なら無在庫か、NETSEA・スーパーデリバリーなどの国内卸サイトがおすすめ。
5.出店方法の選択
無料で始めたいならBASE・STORES・メルカリShopsなど。
ブランド力を活かしたいなら楽天市場・Yahoo!ショッピングも検討を。
6.決済方法の導入
クレカ決済・コンビニ払い・キャリア決済など、選択肢が多いとお客様の購入率もアップ。
7.集客方法
SNS運営、SEO対策、メルマガ、広告など複数のアプローチを組み合わせましょう。
インスタやX(旧Twitter)は無料で始めやすいので特におすすめ。
副業でネットショップを成功させるための工夫

副業でネットショップを始めるなら、ただ開設するだけでは売上アップは難しいもの。
成功させるためには、事前準備と運営の工夫が欠かせません。
ここでは、押さえておくべき7つのポイントをご紹介します。
トレンドなどのリサーチ
ネットショップで売れる商品は、常に移り変わります。
たとえば、季節ごとのイベント商品やSNSで話題の商品、推し活グッズなど、その時々のトレンドをしっかり把握しておくことが大切です。
・楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングのランキングチェック
・SNS(Instagram・X・TikTok)のハッシュタグ検索
・メディアサイトや雑誌の特集記事
・競合ショップの人気商品をチェック
トレンドを把握することで、売れる商品選びや効果的な集客方法も見えてきます。
コンセプトをしっかり固めておく
ネットショップは“何でも売れる場所”ではありません。
特に個人で運営する場合、自分らしさや強みを打ち出したコンセプト作りが重要です。
・誰に:ターゲット層(例:30代女性、育児ママ、インテリア好きの男性など)
・何を:販売する商品ジャンル(例:北欧雑貨、ハンドメイドアクセサリー、韓国コスメ)
・どう届けるか:商品やサービスの特徴・魅力
この3点をしっかり決めておくと、ショップの世界観がまとまり、集客もしやすくなります。
売りたい商品や提供したいサービスを考える
商品選びはネットショップの要です。
自分が本当におすすめしたい、好きなものを取り扱うことで、接客や商品紹介にも説得力が増します。
・自分の好きなジャンル、得意な分野から選ぶ
・トレンドを意識しつつ、他のショップとの差別化を図る
・価格帯はターゲット層に合わせる
また、商品だけでなく、ラッピングやメッセージカードの同封など付加価値サービスも喜ばれる要素です。
仕入れ方法、仕入れ先の決定
ネットショップの運営スタイルによって、仕入れ方法も異なります。
・卸売サイト(NETSEA、スーパーデリバリーなど)
・海外サイト(AliExpress、タオバオ)
・メーカー・問屋との直接取引
・無在庫販売(注文後に仕入れて発送)
初心者の方なら、まずはNETSEAなど国内の卸サイトを利用すると、トラブルも少なく安心です。
無在庫販売なら在庫リスクもなく、副業にぴったり。

NETSEAは、アパレルから家電、食品、ホビーグッズまで、NETSEAは幅広いジャンルの商品を取り扱っており、230万点以上のアイテムが揃っています。
バイヤー登録が必要ですが、月額料は無料です。
ドロップシッピング対応の商品も多く、クーポンの発行や定期的なセールを利用して、卸価格よりさらにお得に仕入れが可能です。
詳しくは過去記事を参照してください。
ネットショップの出店方法を選ぶ
現在は、誰でも簡単にネットショップを作れるサービスが豊富にあります。
・BASE・STORES:初期費用・月額無料、初心者向け
・メルカリShops:フリマ感覚で気軽にネットショップ運営
・楽天市場・Yahoo!ショッピング:ブランド力・集客力重視
まずは無料のサービスでスタートし、売上や運営経験を積んでから、大手モールへの出店を目指すのも賢い方法です。
利用する決済方法を選ぶ
ネットショップの決済方法も重要です。購入者の利便性を考え、複数の決済方法を用意しましょう。
・クレジットカード決済
・コンビニ払い
・キャリア決済
・銀行振込
・PayPay・楽天ペイなど
利用するショッピングカートサービスによって選べる決済手段が異なるので、開設前に確認を。
集客のアプローチを考える
ネットショップは開設しただけでは売れません。
効果的な集客施策を行い、商品ページへのアクセスを増やすことが大切です。
・SNS運営(Instagram、X、TikTok)
・ブログやYouTubeなどの情報発信
・検索エンジン対策(SEO)
・ネット広告(Google広告、Instagram広告)
特に、InstagramやXの投稿・リール動画での集客は、コストをかけずに行えるので、副業ショップオーナーには人気です。
ネットショップ開業にかかる費用の目安と内訳
副業ネットショップの魅力は、実店舗と比べて開業資金が少なく済むこと。
以下のような費用が目安です。
項目 | 費用目安 | 内容 |
---|---|---|
ECサイト開設 | 0円〜(BASE・STORES) | 初期費用・月額無料も多数 |
仕入れ費用 | 無在庫なら0円、在庫販売なら3万円〜 | 仕入れる商品代 |
決済手数料 | 売上の3〜6% | 各種決済サービス利用料 |
広告費 | 0〜1万円 | SNS広告・Google広告など |
梱包資材 | 約3,000円 | 箱、袋、テープ、緩衝材など |
開業届提出 | 無料 | 税務署への届け出 |
無在庫販売を活用すれば、仕入れ資金なしでも始められるので、リスクを抑えたい方にぴったりです。
ネットショップの副業に関するQ&A
よくある質問をまとめました。
Q.ネットショップの副業を会社にばれる?
A. 住民税を「普通徴収」にすればバレにくくなります。
ただし絶対ではないので慎重に。
Q.ネットショップの副業は確定申告が必要?
A. 副業所得が20万円以上なら必須。
開業届を出せば青色申告で控除が受けられ、節税にも。
まとめ
副業でネットショップを開業するのは、低コストでリスクを抑えつつ、好きな商品を全国に届けられるおすすめの副業。
仕入れ・無在庫販売を上手に組み合わせて、自分のペースで運営が可能です。
確定申告や副業がバレるリスクも、事前対策をすれば心配いりません。
まずは一歩踏み出して、楽しく副業生活をスタートさせてみてくださいね。

副業でネットショップを始めるなら、仕入れはNETSEAがおすすめです。
