
最近「副業」という言葉を耳にする機会が増えましたよね。
以前は社会人のものというイメージが強かった副業ですが、今では大学生でも副業を始める人が増えています。
授業やサークル活動の合間にアルバイトをしていたものの、もっと自由に働ける方法はないかと副業に興味を持ち始めた学生さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな20代前半の大学生に向けて、副業の特徴やアルバイトとの違い、メリット、おすすめの副業10選をご紹介。
さらに副業を選ぶときのポイントや始める際の注意点、よくある質問もまとめました。
これから副業を始めたいと考えている学生さん必見です!
学生の副業とは何?

副業とは、本業以外に行う仕事のこと。
学生の場合、学業を本業とし、その合間に行う仕事が副業と呼ばれます。
従来のアルバイトとの違いは、働く時間や報酬の得方が多様で、在宅でもできるものが多い点。
特に、デジタルサービスやSNS、フリマアプリなどに慣れている今の大学生にとって、副業は身近な収入源になりつつあります。
自由な働き方が可能な点も魅力ですね。
学生の副業とアルバイトの4つの違い
副業とアルバイトは、以下の点で大きく異なります。
1.個人で収入を得られる
アルバイトは会社や店舗に雇用され、時給や日給として給与をもらうのが一般的ですが、副業は個人で契約し、成果報酬型で収入を得る形が多いです。
例えば、フリマアプリで商品を販売した場合、売上はすべて自分のもの。
SNS運用代行やクラウドソーシングの仕事も、受けた案件の成果分だけ報酬が支払われます。
2.時給等の固定給ではない
副業は自分が働いた時間ではなく、成果や案件ごとに報酬が決まるのが特徴。
アルバイトのように「1時間◯円」という決まりがない分、やり方次第で高収入も可能ですが、逆に成果が出なければ収入ゼロのリスクもあります。
3.年齢制限されていない
アルバイトは求人ごとに「18歳以上」「20歳未満不可」など年齢制限がありますが、副業はネット上で完結するものも多く、年齢に関係なく始めやすいのも魅力。
ただし、未成年者は保護者の同意が必要なケースもあるので要注意です。
時間や場所が定められていない
副業の最大の魅力は自由な働き方ができること。
授業やサークルの隙間時間、自宅やカフェなど好きな場所で取り組めるため、学業優先の生活スタイルにも合わせやすいです。
学生が副業を始める3つのメリット

① 将来に役立つスキルや経験が得られる
副業を通して得られるのはお金だけではありません。
ライティング・デザイン・SNS運用・販売経験など、社会人になってからも役立つスキルが身につきます。
就活の自己PRにも活かせますし、卒業後に副業経験が評価されるケースも増えています。
② 時間や場所に縛られず働ける
オンラインで完結する副業なら、自宅や通学途中のカフェなど好きな場所で作業可能。
時間も自分で決められるので、授業や試験、サークル活動との両立もしやすいのが魅力です。
③ 効率よく稼げる
時給制のアルバイトに比べ、やり方次第で短時間でも高収入を得られる副業も存在。
例えば、フリマアプリで人気商品を仕入れて転売すれば、数時間の作業で数千円〜1万円の利益も目指せます。
学生におすすめの副業10選を紹介!
1.フリマアプリでの転売・物販

メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用して、自宅の不用品や古着、雑貨を販売する副業です。
初期費用がほとんどかからず、スマホ一つで始められるため、学生にとって始めやすい副業の一つです。
また、商品の撮影や説明文の作成などを通じて、マーケティングや文章力を磨くことができます。
時間や場所に縛られず、自分のペースで作業できる点も魅力です。
月収は、初心者であれば1,000円~5,000円程度が目安ですが、継続的に取り組むことで1万円以上の収入を得ることも可能
2. クラウドソーシング(Webライター・デザイン・動画編集)

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用して、Webライティングやデザイン、動画編集などの案件を受注する副業です。
自分のスキルや興味に合わせて仕事を選べるため、学生にとってスキルアップと収入の両立が可能です。
また、在宅で作業できるため、学業との両立もしやすいです。
月収は、初心者であれば5,000円~1万円程度が目安ですが、スキルや実績を積むことで3万円以上の収入を得ることも可能
3. ブログ運営・アフィリエイト

自分の興味や得意分野についてブログを運営し、広告収入やアフィリエイトで収益を得る副業です。
初期費用はドメインやサーバー代などで数千円程度かかりますが、長期的に取り組むことで安定した収入源となります。
文章力やSEOの知識を身につけることができ、将来のキャリアにも役立ちます。
月収は、初めのうちは数百円~数千円程度ですが、継続的に運営することで1万円以上の収入を得ることも可能
4. SNS運用代行

企業や個人のSNSアカウントを代行して運用する副業です。
投稿内容の企画や作成、コメント対応などを行います。
SNSに慣れている学生にとっては、日常的に行っていることを仕事に活かせるチャンスです。
また、マーケティングやコミュニケーションスキルを磨くことができます。
月収は、案件によりますが、1万円~3万円程度が目安です。
5. 動画編集

YouTubeやSNS向けの動画編集を行う副業です。
無料の編集ソフトを使って始めることができ、クリエイティブな作業が好きな学生に向いています。
動画編集スキルは需要が高く、将来的なキャリアにもつながります。
月収は、初心者であれば5,000円~1万円程度が目安ですが、スキルを磨くことで3万円以上の収入を得ることも可能
6. ハンドメイド販売

自作のアクセサリーや雑貨などをminneやBASEなどのプラットフォームで販売する副業。
手先が器用な学生や、ものづくりが好きな学生におすすめです。
自分の作品を販売することで、創造力やマーケティングスキルを磨くことができます。
月収は、商品や販売数によりますが、1万円~3万円程度が目安です。
7. アンケートモニター・ポイントサイト

アンケートに回答したり、ポイントサイトを利用してポイントを貯める副業。
スマホ一つで手軽に始められ、スキマ時間を有効活用できます。
大きな収入は期待できませんが、コツコツと続けることでお小遣い程度の収入を得ることができます。
月収は、数百円~5,000円程度が目安
8. 写真・イラスト販売

自分で撮影した写真や描いたイラストを、素材サイトで販売する副業です。
趣味を活かして収入を得ることができ、クリエイティブな活動が好きな学生に向いています。
また、作品が売れることで自信にもつながります。
月収は、作品のクオリティや販売数によりますが、数千円~1万円程度が目安です。
9. オンライン家庭教師・塾講師

得意な教科を活かして、オンラインで家庭教師や塾講師を行う副業です。
教えることで自分の理解も深まり、コミュニケーションスキルも向上します。
また、教育に関心のある学生にとっては、将来のキャリアにもつながります。
月収は、時給1,500円~2,000円程度で、月に5万円~10万円程度が目安です。
10. せどり・転売

商品を安く仕入れて高く売ることで利益を得る副業です。
市場調査や価格設定など、ビジネススキルを磨くことができます。
また、在庫管理や発送などの業務を通じて、実践的な経験を積むことができます。
月収は、仕入れや販売のスキルによりますが、1万円~5万円程度が目安です。
学生が副業を選ぶ際のポイント

学業・生活に支障が出ないか
学生生活は授業、試験、サークル、アルバイトなど予定が不規則になりがちです。
特に試験期間中や就活時はまとまった時間が取れないことも。
副業を選ぶ際は、納期や稼働時間に融通がきくもの、在宅でスキマ時間に取り組めるものが理想的です。
例えばライティングや動画編集、フリマアプリでの物販などは、自分のペースで進めやすく、急な予定変更にも対応しやすいため、学生でも無理なく続けられる副業を選ぶようにしましょう。
自分の興味・得意分野を活かせるか
長く続けるためには、自分の好きなことや得意なことを活かせる副業を選ぶのがコツです。
例えばイラストが得意ならイラスト制作、文章を書くのが好きならライティング、SNS運用が好きならインフルエンサー案件や企業SNSの代行もあります。
興味のある分野なら、楽しみながら自然とスキルアップにもつながり、副業を超えて将来のキャリアにも活かせる武器になることも。
自分の好きを収入に変える副業なら、学業の合間でもモチベーションを保ちやすいです。
将来のキャリアや就活に役立つか
今の副業が将来の仕事選びや就職活動でアピール材料になることもあります。
例えばライティングや動画編集、デザイン、SNS運用の経験は実務スキルとして評価されやすく、ポートフォリオや成果物として就活時に提出することも可能です。
また、物販やブログ運営での売上実績やマーケティング経験も自己PRに繋がります。
【吹き出し】せっかく副業をするなら、稼ぐだけでなく、卒業後に役立つ経験を積める仕事を意識して選ぶとより充実した学生生活になりますよ。
学生が副業を始める際の4つの注意点

① 学業を最優先し、無理のないペースで行う
副業に夢中になるあまり、授業や課題がおろそかになるのは本末転倒。
学生の本業は学業です。
試験期間やレポート提出時期など忙しい時は、無理に副業を詰め込まず、余裕のある時間に取り組むことが大切。
特に成果報酬型の副業は「やればやるほど稼げる」反面、やりすぎると生活リズムや成績に悪影響が出る可能性も。
自分の体調や学業スケジュールを優先し、バランス良く副業を取り入れる意識を持ちましょう。
副業の収入にかかる税金・確定申告を理解する
学生でも副業で年間20万円以上の所得(※経費を差し引いた後の金額)があれば確定申告が必要です。
知らずに放置すると後から追徴課税を受ける可能性も。
クラウドソーシングやフリマアプリ、アフィリエイトの報酬も対象になるため、自分の年間の副業収入は必ず把握しておきましょう。
副業を始める前に、最低限の税金・申告の知識を身につけておくと安心。
最近は初心者向けの無料税金セミナーやネット情報も充実しています。
学生不可の副業・法律違反に注意する
法律上、学生や未成年が就けない仕事もあります。
特に風俗業、深夜22時以降の労働、成人向けコンテンツの制作などは法律で禁止。
知らずに契約してしまうと罰則や学校の処分対象になることも。
また、副業募集サイトには稀に違法性の高い案件も紛れているため、仕事内容や募集要項はしっかり確認。
怪しい案件は避け、信頼できる大手クラウドソーシングや企業の公式案件を選ぶのが安全です。
トラブル・詐欺案件に気をつける
副業初心者が最も注意すべきは、甘い言葉で誘う詐欺案件。
「スマホをポチポチするだけで月30万円」「完全在宅、誰でも必ず稼げる」などと謳い、高額な初期費用や教材購入を求めるケースも多いです。
副業で基本的に初期費用はかかりませんし、必ず稼げる仕事など存在しません。
口コミや実績、運営会社の情報を必ず確認し、少しでも怪しいと感じたら絶対に契約しないのが鉄則。
自分の身を守るための慎重な判断を心がけましょう。
学生の副業に関するQ&A

Q1. 学生が副業をしても問題ないの?
A. 基本的に問題ありません。ただし、学校の規則や親の同意を確認しましょう。
近年は副業に対する社会の理解も広がっており、大学生が副業を行うこと自体に法律的な制限はありません。
ですが、大学によっては学則で副業や営利活動に制限を設けている場合もあるので、まずは自分の通う大学の学生規則を確認するのがおすすめです。
特に注意したいのは、学業への影響。
本業はあくまで“学生”であり、学習やゼミ、卒論などに支障が出ると本末転倒になってしまいます。
また、未成年の学生(18歳未満)の場合、一部の契約には保護者の同意が必要なことがあります。
たとえば、フリマアプリの利用やクラウドソーシングサイトの登録などは、保護者の同意が求められることも。
まとめると、学生の副業はOK。ただし学業優先、学校のルール、保護者の同意は要確認です。安全に始めるために、最初にしっかりチェックしておきましょう。
Q2. 学生が副業で月10万は難しい?
A. 最初は難しいが、やり方次第で不可能ではありません。
特にフリマアプリの転売や動画編集などは、経験を積むと1〜2万円→5万円→10万円と収入UPが期待できます。
ただし、月10万円を安定して稼ぐには、学業との両立を考えながら計画的に進めることが大切。
Q3. 学生に人気の副業は何?
A. フリマアプリの物販・クラウドソーシング・SNS運用が人気。
特にメルカリやラクマでの転売は、初期費用ゼロで始めやすく、すぐに収入が得られる点が魅力。
また、クラウドワークスやココナラも学生利用者が増えています。
Q4. 副業で稼ぐ学生の月収はどのくらい?
A. 月1万円〜3万円の人が多い。
副業をしている学生の多くは月1万円〜3万円程度。
中には5万円〜10万円を超える人もいますが、初めは少額から始めるのが現実的です。
まとめ
副業は、学業や生活に支障を出さずに、自由な働き方で収入を得られる新しい選択肢。
特にデジタルネイティブ世代の大学生なら、SNSやフリマアプリ、クラウドソーシングを活用した副業は相性抜群です。
ただし、学則や確定申告などのルールも確認し、無理のない範囲で挑戦することが大切。
自分の得意や興味を活かし、将来につながるスキルも一緒に手に入れられる副業を、ぜひこの機会に探してみてくださいね!

副業で物販・せどりを始めるなら、仕入れはNETSEAがおすすめです。
