Amazonの販売攻略法!仕入れから販売までをわかりやすく解説
「Amazon物販って興味あるけど、どうやるの?」
「副業で稼ぎたいけど何をすればいいのかわからない…」
このように思っている方は多いのではないでしょうか。
Amazon物販は誰でも簡単に始めることができ、大きな収益を作れます。
もちろん副業でもすることも可能です。
今回はAmazon物販について徹底解説し、攻略法までお伝えします。
この記事を読めばAmazon物販についての情報や、Amazon物販の始め方、仕入先や出品方法まで理解できるでしょう。
Amazon物販に興味がある方や、副業で稼ぎたい方はぜひ最後までご覧ください。
Amazon物販とは
Amazon物販とは、Amazonのプラットフォームを利用して仕入れた商品を販売するビジネスです。
ビジネスと聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、誰でも簡単に始められます。
Amazonは世界的な大企業で、日本でも何千万人という人が利用しているショッピングサイトです。
そんなAmazonを利用することで、集客や特別なマーケティングをする必要はありません。
需要のある商品仕入れて販売するだけで、じゅうぶん売れていきます。
また、副業で始める場合となると、本業が忙しくてなかなか時間が確保できないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、Amazon物販ではFBAなどのサービスを利用することで、在庫管理から発送まですべて自動で行ってくれます。
他にもドロップシッピング販売が可能なので、時間がとれない方にもぴったりです。
副業でAmazon物販をしながら毎月何十万円、何百万円と稼いでいる人も少なくありません。
Amazon物販がおすすめな理由
初期準備の手間が少なく、出店開始までが早い
通常、ビジネスを始めようとすると非常に多くの手続きが必要です。
店舗を構えるのであれば不動産の契約、人を雇うのであれば従業員の募集や面接、各種許認可の取得など、数え出すとキリがありません。
これらの手続きを行っていると、実際にビジネスを始めるまでに数ヶ月以上かかることもあるでしょう。
しかし、Amazon物販ではAmazonに出店登録するだけなのでほとんど手間がかかりません。
登録には書類の提出や本人確認のためのビデオ面談などがありますが、1週間〜2週間程度で出品が可能になります。
ここまで初期準備の手間が少なく、出店までのスピードが早いビジネスはなかなかありません。
FBAの活用で自身の作業を軽減できる
FBA(Fulfillment by Amazon)とは、注文を受けた商品の梱包から発送までをAmazonが行うサービスです。
出品する商品をFBAの倉庫へ納品することで、注文を受けた際の梱包や発送はもちろん、在庫管理やカスタマー対応まですべてAmazonが代行してくれます。
商品の数が増えてくると、梱包や発送だけでも相当な時間がかかり一苦労です。
他にも在庫が増えると保管する場所にも限界があります。
家族がいるなら自由に在庫をおくのも難しいでしょう。
FBAを利用するとそれらの問題を解決してくれます。
副業で時間や場所の制限がある方でも、FBAを利用することで問題なくAmazon物販を行えます。
ドロップシッピング販売が可能
ドロップシッピングとは、Amazonで受けた注文をメーカーや卸業者から直接購入者に発送してもらうシステムのことです。
ドロップシッピングを利用することで、商品の仕入れや在庫管理、配送にかかるコストを減らすことができます。
また、在庫を持たないので大きなリスクを背負うこともありません。
この説明を聞くと、「それって無在庫販売なのでは?」と疑問に思う方もいるでしょう。
実際Amazonでは無在庫販売が規約で禁止されています。
しかし、ドロップシッピングと無在庫はまったく別の手法です。
ドロップシッピングはメーカーや卸業者と契約して仕入れを行います。
一方で無在庫販売では他のネットショップから仕入れを行い、商品が発送されます。
ドロップシッピングと無在庫には仕入先に明確な違いがあり、Amazonでもドロップシッピングに関しては許可されているのです。
Amazon物販の注意点
ライバルが多い
ここ数年、手軽に始められることや副業でも稼ぎやすいことから、Amazon物販を始める人が増えています。
そのため利益商品がすぐになくなったり、値崩れが起きやすくなったりなど、難易度が上がっているのです。
しかし、やり方次第では今から始めてもじゅうぶん稼ぐことができます。
ただし、今後も副業でAmazon物販を始める人は増えていくので、早めにはじめておくのがおすすめです。
「あの時始めておけばよかった」と後悔しないよう、すぐに行動に移しましょう。
商品によっては出品制限がある
Amazonでは商品によって出品するのに制限がかけられていることがあります。
せっかく商品を仕入れたのに、制限がかかっていて出品できないということはよくある話です。
出品制限は特に新規セラーに多くかけられる傾向があります。
制限を解除するには、メーカーや卸業者が発行する請求書が必要です。
最近では多くの商品に出品制限がかけられており、稼ぐためには制限の解除が欠かせません。
手数料や出品費用などのコストが発生する
Amazonで商品を販売すると、手数料が発生します。
手数料にはいくつかあり、商品を販売した際にかかる販売手数料、FBAを利用した際の出荷作業手数料や在庫保管料、大口出品で登録している場合は毎月の出店料など。
販売手数料は商品ジャンルによって商品代金の8〜15%ほどがかかります。
売り上げからこれらの手数料や配送料、仕入れ代金を引いた金額が利益です。
Amazon物販で利益を出すためには、これらの手数料をしっかりと計算しなければいけません。
Amazon物販の始め方
必要なものを準備する
Amazonで販売を始める際は、以下の書類を用意する必要があります。
顔写真が付きの身分証
Amazonアカウントの設定には、運転免許証やパスポートなどの公的身分証が必要です。
ただし、マイナンバーカードは利用できないので注意しましょう。
取引明細書
以下のいずれか1つの取引明細書が必要です。
・クレジットカードの明細
・銀行の預金通帳
・ネットバンキングの取引明細
取引明細書には必ず名前と住所が含まれていなければいけません。
運転免許証や預金通帳の写真をスマートフォンで撮影するか、スキャンしたものを提出します。
クレジットカード
月額料金や手数料などAmazon物販をする上での運営コストの一部が、登録したクレジットカードに請求される場合があります。
銀行口座
Amazonからの売上金を受け取るために、自分名義の銀行口座を登録する必要があります。
電話番号
アカウント設定には携帯電話番号が必要です。
固定電話は使用できないので注意しましょう。
メールアドレス
Amazonに登録するためにメールアドレスの登録が必須です。
登録したアドレスにはAmazonから通知が送られてきます。
Amazon出品者(セラー)アカウントの作成
Amazon出品者アカウントはこちらから作成できます。
アカウント作成に必要な情報は次の通りです。
・氏名
・メールアドレス
・パスワード
・身分証
・住所
・携帯電話番号
・クレジットカード
・取引明細書
・ストア名
画面の表示に従ってこれらの内容を入力していきましょう。
情報を入力すると、身分証や取引明細書の提出が求められるため、写真で撮影したり、スキャンしたりして書類を提出してください。
ただし、スクリーンショットしたものは書類として認められませんので注意しましょう。
書類を提出後にビデオ通話で簡単な本人確認が行われます。ビデオ通話まで終わるとアカウントの作成は完了です。
日時は好きなものを選べるので、自分の都合がいいものを選びましょう。
Amazon商品のおすすめ仕入れ先7選
①ネット上の仕入れサイトの活用
NETSEA
NETSEAは国内最大級のネット卸サイトで、数千点の商品を取り揃えています。
商品のジャンルもアパレルや家電、食品やホビーグッズまでさまざまです。
支払い方法もクレジットカードが利用でき、請求書の発行も行っているので規制解除にも使えます。
Amazon物販を行っている多くの業者が利用しており、安心できるサイトです。
カワダオンライン
カワダオンラインはバンダイやタカラトミーなど、大手メーカーの商品を多数取り揃えています。
カワダオンラインも請求書を発行してくれるので、規制解除の際は利用しましょう。
また、新商品や人気の品薄商品も販売しているので、タイミング次第では大きな利益を出すことも可能です。
卸売ドットコム
卸売ドットコムは1万点以上の商品が取り揃えられているネット卸のサイトです。
アパレルや食品も販売していますが、日用品やドラッグストア商品がメインになります。
利用には事前審査が必要ですが、個人事業主でも利用できるBtoBの仕入先です。
②輸入サイトを活用した仕入れ
1688.com
1688.comはアリババが運営する、中国国内向けの卸サイトです。
ロット売りが基本ですが、価格は非常に安く設定されています。
大量に商品を仕入れる場合はぴったりの仕入先です。
ただし、中国国内向けのサイトなので日本から直接輸入することはできません。
1688.comを利用する場合は、輸入代行業者を利用しましょう。
天猫
天猫は出店の基準が厳しく設定されています。
そのため非正規品や偽造品を仕入れてしまうリスクが低いので、安心して仕入れができるのでおすすめです。
しかし高品質な商品が多い一方で、商品の価格も比較的高くなっています。
淘宝網
淘宝網は個人間で取引を行うECサイトです。
個人で利用ができるので出店数が多く、日用品から家電までさまざまなジャンルの商品を取り扱っています。
ただし、個人間取引なのでトラブルになることも少なくありません。
輸入代行業者を介して利用するのもおすすめです。
③メーカー商品の仕入れ
Amazon物販をしている人は卸業者や小売店から商品を仕入れていることがほとんどです。
しかし、当然ですが商品が流通するにつれ価格は高くなってしまいます。
一方、メーカーから直接商品を仕入れることができると、その分だけ仕入れ値は安くすることが可能です。
「メーカーと取引することなんてできるの?」と思われる方も多いでしょうが、決してできないわけではありません。
Amazon物販でしっかりと実績を作り、営業をかけることで取引をしてくれるメーカーも数多くあります。
また、メーカーとの契約を仲介してくれる業者やサイトもあるので、それらを利用するのもいいでしょう。
仕入れた商品を販売するまでの流れ
ここでは新たにカタログを作成する手順を解説します。
出品情報を入力
セラーセントラルの商品登録画面から、「Amazonで販売されていない商品を追加します」という項目をクリックします。
商品名を入力します。
すると追加で入力する項目が表示されるので、*マークがついている項目を入力します。
ブランド名や外部製品IDがない場合は、それぞれ「ありません」の項目にチェックを入れましょう。
商品画像を追加
次に商品の仕様や商品写真を入力します。
商品写真は複数枚アップロードすることが可能です。
商品説明や商品の仕様は、それぞれ商品ページで以下のように表示されます。
<商品説明>
<商品の仕様>
商品説明を入力
商品の詳細について入力していきます。
*マークがついている項目は必ず入力しましょう。
商品を表示させたいキーワードを設定
次に出品情報を入力します。
商品の価格やコンディション説明は商品ページで表示されます。
画面をスクロールすると、サイズ入力や重さを入力する項目があります。
商品のサイズや重さを測って入力しましょう。
これらの情報も商品ページで確認ができます。
すべての*を入力して保存をすると出品が完了です。
売上を伸ばすためのポイント
売れる商品が何かをしっかりリサーチする
Amazon物販で大切なことは商品を売ることです。
当たり前のように聞こえますが、仕入れた商品は販売しないと稼ぐことはできません。
それどころか商品が売れないと在庫を抱えることになります。
そうならないためにも、どのような商品が売れるのかしっかりとリサーチすることが大切です。
売れ筋の商品をリサーチするのであれば、Amazonランキングがおすすめです。
Amazonランキングを見ることで、どのような商品が売れるのか傾向がつかめます。
AmazonランキングはAmazonの購入者ページから見られるので、売れ筋商品を見つけたい場合はチェックしましょう。
売れる商品を安く仕入れる
Amazon物販で稼ぐなら、できるだけ商品を安く仕入れることを心がけましょう。
売れる商品を仕入れるのはもちろんのこと、安く仕入れることで利益を出しやすくなります。
仮に仕入れた商品が値崩れを起こしても、周りより安く仕入れていれば赤字になるリスクも少ないです。
商品を安く仕入れるには卸業者やメーカーから仕入れるのがおすすめ。
最初は直接取引することが難しくても、仲介業者を挟むことで取引できる仕入先もあります。
Amazon物販で稼いでいくために、できるだけ安く仕入れることを意識しましょう。
よくある疑問
Amazon無料仕入れは合法?リスクは?
Amazon無料仕入れとは、商品のレビューを書くことでその見返りとして商品を無料でもらうという手法です。
SNSなどで探すと「Amazonの商品にレビューを書いてもらう代わりに商品代金を返金する」と募集している業者が存在します。
こういった業者と契約してレビューを書くと、無料で商品を仕入れることが可能です。
しかし、見返りを渡して商品のレビューを書いてもらうことはAmazon規約を違反しています。
場合によってはレビューを書いた側もアカウント停止などの処分をくらうかもしれません。
また、業者が商品代金を必ず返金してくれるとは限らずトラブルにも発展する可能性があります。
法律上問題がなくても、非常にリスクが高い行為なのでやめておきましょう。
Amazon物販は今から始めても遅い?
最近はAmazon物販を始める人が増えてきており、飽和していると言われることも少なくありません。
実際、ライバルの増加により以前よりも稼ぐ難易度は上がっているでしょう。
しかし、今からAmazon物販を始めてもまったく遅くはありません。
Amazonの市場は非常に大きく、新規参入してしっかりと利益を出している人は数多くいます。
また、Amazon物販といっても稼ぐ手法はいくつもあり、まだまだ稼げる余地はじゅうぶんにあるでしょう。
ただし、今後もAmazon物販を始める人は増えていきます。
Amazon物販に興味がある方や、副業を始めたい方は早めに始めましょう。
まとめ
今回はAmazon物販について、基礎知識や仕入れから販売までの過程を解説しました。
Amazon物販は簡単に始められ、誰でも稼げるチャンスがあるビジネスです。
また、FBAやドロップシッピングを利用すると、本業で忙しい方でも少しの時間でしっかりと利益を出せるでしょう。
Amazon物販を始める人は年々増えていますが、今から始めてもじゅうぶん間に合います。
Amazon物販に興味がある方や副業で稼ぎたい方は、ぜひこの機会にAmazon物販を始めましょう。